トップ  魚図鑑(海水)  魚図鑑(淡水)  魚の部位や用語



トミヨ属淡水型
(従来のトミヨ、イバラトミヨなど)

全長3cm

分類
トゲウオ科トミヨ属

学名
Pungitius sp.

全長

5cm

分布
北海道、本州、中国、ロシア、北アメリカなど。

生活・食性
小型の水棲物を捕食する。流れが緩やかで綺麗な川にすむ。水草に鳥類のような巣を作り、卵を育てる。

特徴
背に鋸歯状の棘をもつ。尾柄部などに鱗板と呼ばれる大きな鱗が並ぶ。

食利用
絶滅に追い込まれいてるので利用すべきではない。

管理人MKTの雑記
従来からトミヨやイバラトミヨなどは形態分類学では区別されてきたが、近年の遺伝学的な知見によるとトミヨやイバラトミヨが明確に区別できず、これらは同種である可能性もあるという。トミヨ属以下の分類は、研究者レベルでは極めて混乱しており、どう扱うかが難題だということだ。数名の研究者をはじめとする有識者のご意見を聞いたところ、皆がそろって『トミヨ属淡水型』は今における無難な表記であるということなので、当サイトとしても、そう扱うことにした。今後の発表などを待ちたい。昔は山形県の至るところにすみ身近な魚であったというが、今では環境悪化で生息地が限られる。
2018.3.1

もっとトミヨ属淡水型を見る





トップ  魚図鑑(海水)  魚図鑑(淡水)  魚の部位や用語