2008/12/28
酒田北港
ハタハタ再挑戦。ひとり10〜20匹くらい釣れたとか、そんな微かな噂に乗った。
天気は風速13〜14mだった。爆風です。波は・・・わからん。離岸を超えて、水路の対岸まで達していました。恐ろしくて水路の脇の道路も走れないくらい。いくら冬と言っても滅多に無いくらいの荒れよう。
内湾の某所でも、こんな感じ。
離岸があっても、これくらいの波が内湾の堤防を飲み込んでいる。場所を見極めないと危険!
当然、こうなれば釣りはピンポイントに限られる。もう、何釣りでもいいやと釣りができそうな場所に行くと・・・。
なにやら数名がヨイショ、ヨイショと言わんばかりに竿をあおっている。ハタハタ?
ヒョイ!と魚が海からあげられる。
うぉっ!ハタハタだ!
キターーーーッ!
ここだっ!
同行のチーム・ペインティングのメンバーたちと釣り開始!
MKTさんは、集団のひとりに、
「釣れました〜?」
「おー凄いですねぇ〜!」
などと話かけながらナチュラルに集団に混ざる(笑
が、混ざった途端に釣れなくなる。あへぇ・・・釣りとは、こういうものなり・・・(笑
しかし10分後、ときに昼12時半、ズシッ!と魚が乗り、グググッ!と重量感のある引き。よいしょ!と上げるとハタハタ!
「きたぁ・・・・きたよー!」
と叫ぶ恥ずかしい自分(汗
隣りのおっちゃんにも、
「ははは・・・よがったのぅ。」
と褒められる。
ほんと、良かった良かった。貴重な一匹を、すぐ写真に収める。
18cmの雄。初モノにしてはまずまずの型。
しかし隣りのおじさん、しばらく写真撮りに夢中なMKTさんに不満らしく、
「釣れたら、またすぐ狙わねばダメだ。写真なあとで撮れや〜。」
「ハタハタってもんはのぅ、群れで来んなよ。釣れだら釣り場離んねこと。」
はい!すみません師匠!(笑
そして、それからも続く師匠の熱いアドバイスのおかげで1時間半で3匹追加。
んー・・・強風と波しぶきとアラレに耐えて釣るのに疲れてきました・・・。それに師匠、1時間半で4匹は釣れなさすぎやしませんか?と心の中で叫び、自分、あっちで試してみますねと場所を変える。気分転換で沖にサビキをキャストする。
グイ・・・グイ・・・
回遊魚釣りの要領で引く。
ズンッ!グググッ!
ありゃ?乗った!
沖でハタハタが掛かった。
また投げる・・・また釣れた。また釣れた。まさにワンキャスト・ワンヒット状態に突入。
面白いように次々釣れていく・・・
「おーい!沖の底に居るよー!」
と、みんなに教える。
チーム・ペインティングのケン君は要領がわかって、すぐ釣れたが、他のメンバーは強風と波と慣れない投げサビキで、うまくコントロールができない様子。ポイント、竿の角度、シャクリ、リーリング、ストップ・・・と教えても暴風の中での仕掛けコントロールに経験がないと無理があるのだろう、何度も何度も投げて1匹釣るのがやっと。
ちょっと可哀想なので、持ち帰りたい人たちの分まで釣る。しかし、この群れは引きが強くて型がいい。型は20〜23cm。さっきとは違い、鰭がすり切れていない。最初ポツポツ釣った群れとは別かもしれない。しかもサビキに食うのとスレが半々で、たまにダブルヒット。つまりスレで掛かるほど溜まっているということだ。1匹だけメスがいて、これは26cmと大型だった。
しかし、ワンキャッスト・ワンヒットだが、2割くらいは掛かりが浅くてバレてしまう。なぜなんだろう?
全長23cmの雄。これくらいあると貫禄が出てくる。引きも強烈。
そして・・・
どっぱーーーーーん!!
突然大きな波がきた!
うへぇ、冷てぇ!
後ろを振り返る。やばい!車もモロに被ったぞ!
はい中止・・・
なかなか釣れなかった人にハタハタを配り、自分は数匹だけキープ。お疲れでしたとサヨナラし、すぐ釣りをやめて酒田市内のガソリンスタンドへ・・・
そこでなぜか、手洗い洗車に加えてボディコートも頼む自分(笑
さらに店員にお客さんと車の両方波被ったんですか!と笑われる自分(笑
ハプニングで爆釣は40分くらいで中止になりましたしたが、計35匹くらい。これくらいの釣果で十分でしょう。年末のシメとしては最高のものになりました。
なお、普通の防波堤で波が来るところには絶対に行かないでください。北港を知っている人はピン!とくると思いますが、あそこは波に濡れても海に落ちることが無い、そういう特殊な場所でしたので。
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