山の絵描きさんの青物料理
サワラなどを美味しく食べる方法について、山の絵描きさんに紹介していただきます。
サワラのトロロ昆布シメ |
まず、三枚おろしにして、お刺身一歩手前の状態にしたサワラやイナダに。左写真の「だし塩昆布」を適量、表と裏にふりかけます。 (普通の塩でも可) 更にトロロ昆布を同じように表裏に乗せて、冷蔵庫に一晩から二晩寝かせます。 上記のものをタッパーにクッキングシートを敷いて保存するか、又はラップにくるんで保存しますが、ラップの方が昆布との馴染みが良いように思います。 |
寝かせた後の、切る直前のもので、上がサワラで下がイナダ。 |
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そして、皿に盛りつけて完成です。写真の上からイナダ・サワラ・サンマと並んでいます…サンマは頂き物です(^-^)。 |
サワラとアジの冷蔵庫干し |
背開きで開いたアジを、海水より少し濃くした塩水に、日本酒か焼酎を適量入れ、10分〜30分程漬け込んで、冷蔵庫で3〜4日干します。 |
サワラのハラス(お刺身の時にすき取った腹の部分)もアジと同様に下ごしらえします。 | |
こうやって冷蔵庫に並べて干します。 | |
そして出来たものを、さっと焼いて頂きます (^-^) アジは普通の干物と遜色ありません。サワラのハラスは50p位までなら骨が気にならないので全部食べられますよ♪ どちらも酒のつまみに最高〜(#^.^#) |
■注意■
サワラなどの回遊魚を生で食べるときは、アニサキスと呼ばれる寄生虫の感染(アニサキス症)に注意しましょう。アニサキスは普段、魚の内蔵に寄生していますが、魚が死ぬと筋肉に移動を始めます。安全に食べるには加熱が一番ですが、生で食べるときは、釣り場で内蔵を取る、腹部の肉を分厚く切り取る、身を良く噛んで食べると効果的であることを覚えておきましょう。万一、食べて数時間後に激しい腹痛があったらがあったときは、すぐ医者に行き、体内に寄生したアニサキスを摘出してもらいましょう。アニサキスを取れば腹痛はすぐに治まります。なお、アニサキスは塩漬け、酢漬けだけでは簡単には死にません。
写真提供・料理解説:山の絵描き様
2005/11/15UP
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