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アミモンガラ
全長23cm 2008.11.24
分類 モンガラカワハギ科アミモンガラ属 学名 Canthidermis maculata (Bloch, 1786) 全長 35cm 分布 北海道南部以南、全世界の熱帯域。南国に多い。 生活・食性 小型甲殻類など小動物などを食べる。流れ藻などの漂流物につくことが多い。 特徴 体が側扁し、体全体に白色小斑点が散る。体表は硬い鱗に覆われる。 食利用 一般的でないが、塩焼きで美味。 管理人MKTの雑記 初めての出会いは2008年11月24日、海面に横たわってプカプカ浮いている魚を見つけた。最初、マンボウだと思って網で掬ったところ、どうもカワハギのような体形。よく調べてみるとアミモンガラであることがわかった。沖縄の魚類に詳しい方に聞くと、横になってプカプカ泳いでいるスタイルは、ごく普通らしい。変な魚だ。体表の鱗が堅固で包丁の刃がなかなか立たないが、塩を厚めに降り、焦げ目がしっかり付くくらいじっくり焼くと、とても美味しくいただけた。見つけたら網で掬って、ぜひ食べてみてほしい。さまざまな文献では東北も分布域とされているが、個人的には、南国から海流に流され、冬に全て死んでしまう無効分散域(死滅回遊)ではないかと思っている。 2009.6.22 |