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オオクチバス

 
全長24cm

分類
サンフィッシュ科

全長
最大で60pほど

食利用
皮に独特の臭みがあるが身は川魚としてはうまい部類。皮を剥いでも身に臭みがあるときは15〜30分ほど牛乳に漬ければとれる。フライやムニエルで美味しく食べれる。

管理人の雑記
別名ブラックバス。全国に移植放流により分布。1925年にアメリカから芦ノ湖に移植されて以来、放流により全国に生息するようになった。そのほとんどは心無いゲリラ放流である。現在は外来生物法により移殖放流は罰則の適用となるから注意したい。また、釣り場によっては再放流(リリース)禁止の場合もある。春に産卵し、雄はその卵を保護する習性がある。山形県では小さな湖沼しか無いため、オオクチバスが放流されると、極めて短期間で水棲生物の多くが食い尽くされる。よって、オオクチバスが棲む湖沼は川岸を見て判断できる。大きなキーのひとつはスジエビだ。スジエビが見えれば99%オオクチバスは居ない。この魚を放流するという事は公園にライオンを放つようなもの。最優先で駆除すべき魚である。ミミズのブッコミ、ウキ釣りで簡単に釣れる。沼の水抜きをして駆除する場合、稚魚が残る場合があるため丁寧に行う必要がある。側溝、水路を介して分布を広げる事もあるため、どんな水域であっても駆除は必要だ。
2015.8.30

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環境省 外来生物法





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