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イシダイ
全長16cm
分類 イシダイ科イシダイ属 学名 Oplegnathus fasciatus (Temminck and Schlegel,1844) 全長 最大で全長60cm程度。全長80cm超という記録もある。 分布 北海道南部以南〜琉球列島以北、朝鮮半島、台湾など。西日本に多い。 生活・食性 磯にすみ、ウニ、サザエ、甲殻類などを硬い歯で砕いて食べる。幼魚は浅瀬で群れているが大きくなると深みに移動する。産卵期は地域によって違うが主に初夏。 特徴 幼魚から成魚までは白黒の横帯が目立つ。歯は癒合してクチバシのようになっている。 管理人MKTの雑記 タイの名がつくが分類上はタイ科とは離れた存在。幼魚は海水浴場にも現れ、あまり人を怖がらずに人の皮膚をかじってみたりするイタズラっ子。ある程度の学習能力があり、調教をすれば簡単な芸ができるようになる。全長20cmを超えたあたりだと引きが強く、釣っても面白く、食べても美味しい。山形県の磯や防波堤では25cmもあれば大物で、ごく稀に40cmとかいうサイズがでる。サビキ専用などの柔らかい竿だとすんなり浮いてくるので、投げ竿などの硬い竿で狙うと面白い。グイッ!と竿をあおるとイシダイも負けじとグイッ!と抵抗する。負けん気が強く、冷静かつ勇猛な魚なのだ。食味は磯の香りがして美味。薄く塩を降り、塩焼きで皮ごと食べるのが絶品。新鮮なら刺身もいい。 2018.3.1 |