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キタノアカヒレタビラ
全長6cm
分類 コイ科タナゴ属 学名 Acheilognathus tabira tohokuensis Arai, Fujikawa and Nagata, 2007 全長 8cm 分布 東北から北陸地方の日本海側に分布。 生活・食性 流れの緩やかな川、沼などにすむ。産卵期は春から夏。二枚貝に産卵する。雑食性。 特徴 鰓蓋の後方、側線上方に暗色斑がある。尾柄の中心に赤と緑の縦帯が走る。産卵期には背鰭と臀鰭の縁が赤くなる。口髭は極めて短い。 食利用 一般的ではない。 管理人MKTの雑記 従来のアカヒレタビラから3種に分けられたうちの1種。山形県のタナゴ類のうち最も生息数が少なく絶滅の危機にある。2010年、情報を得て初めてキタノアカヒレタビラを見つけた場所は絶滅寸前、それから探して数年、2015年に見つけた場所はとても狭い領域で、何かあれば1日で全滅するような場所だった。それでも観賞用として山形県産キタノアカヒレタビラが捕獲され高価で取り引きされている。飼育マニアたちよ、このような魚は欲しがらないでおくれ。 2015.12.12 |