トップ 魚図鑑(海水) 魚図鑑(淡水) 魚の部位や用語
キュウセン
全長13p
分類 ベラ科 全長 雌型20cm 雄型25cm 分布 本州全域に分布 管理人MKTの雑記 ベラ科の仲間は主に熱帯に分布しており、キュウセンはその中で最も北方に適応した種。山形県では普通、赤い体色の個体を「赤ベラ」青い体色の個体を「青ベラ」と呼ぶ。奇妙な性転換をする魚で、幼魚のころは全て写真のような赤系の体色をしており、このころはメス、オス(一次オス)がいる。そして成長にしたがい、メスの一部がオス(二次オス)に性転換し青い体色になる。つまり、産卵期には小型で赤い色をしたオスとメス、大型で青い色をしたオスの3種類が存在する。赤い小型のオスも交尾はするが大型の青い色の個体に優先権はあるらしい。砂地と岩礁などが混在している場所を好む。夜は砂に潜って眠る習性があるので夜釣りで釣れることはない。首を振る力が強く釣って楽しめる魚。関東・東北では食用としての評価は低いが塩焼きにして美味。 2018.6.17 |