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ジュウサンウグイ (従来のマルタ)
全長14cm
分類 コイ科ウグイ属 学名 Toribolodon brandtii brandtii (Dybowski, 1872) 全長 最大60cm 分布 富山湾以北、北海道。 生活・食性 稚魚は淡水域、ある程度成長すると海に下る。全個体が海に関わる生活を送る。雑食性。 特徴 産卵期には体側にオレンジ色の婚姻色の縦帯が1本走る。背鰭前方鱗数が40枚以上。 食利用 山形県では食べないが、隣の宮城県では近縁種マルタ(俗称オオガイ)を練り物の原料にする。 管理人MKTの雑記 従来のマルタがジュウサンウグイとマルタに分けられ、 山形県産はジュウサンウグイとなりました。なお、宮城県産はマルタです。 海にも川にもいるが、生活史に深く関わっているのは川のほうなので、図鑑としては淡水のほうに加えた。山形県では数が少なく、当方の調査では幼魚の捕獲もまれ。成魚は未だ捕獲できていない。しかし、多くウグイを見慣れていると、幼魚でも体色、体型ですぐ見分けがつく。よく海釣りでジュウサンウグイ(マルタ)を釣ったと聞くが、当方が確認した限りでは、全て大型のウグイだった。なんとか山形県産の大きなマルタを探し出して撮影したい。 2015/4/19 |