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ミナミメダカ
全長3cm 雄
分類 メダカ科メダカ属 全長 4cm 分布 北日本の太平洋側、南日本、沖縄 生活・食性 流れが緩やかな川、沼、水田などにすむ。植物プランクトンや動物プランクトンを食べる雑食性。産卵期は春〜夏。 特徴 口は受け口。雄の臀鰭は雌より大きい。背鰭が尾柄部近くにある。雄の背鰭の鰭膜は深く欠刻する。体側後半は網目状の色素胞を形成しない。尾柄部の弓状の黒い色素胞は明瞭。 食利用 普通は食用にしない。 管理人MKTの雑記 山形県にいるのは他県から持ち込まれた外来種。山形県の在来種はキタノメダカである。古くはメダカ、近年までメダカ南日本集団とされていた。古くはメダカとされていたこの魚、北日本(日本海側)と南日本(太平洋側)の集団に大別され、それらにそれぞれキタノメダカ、ミナミメダカと和名が提唱された。穏和なキタノメダカと違い、このミナミメダカは貪欲で活発。さらに人馴れしやすく飼育が容易なためペットショップで売られる事が多い。山形県の魚では無いミナミメダカを放流して自然保護を掲げている団体・個人があるが、同定の難しさも相成って厄介な問題だ。 2013.6.21 |