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ニジギンポ
全長3cm 幼魚
分類 イソギンポ科ハタタテギンポ属 学名 Petroscirtes breviceps (Valenciennes,1836) 全長 最大で全長10cm程度。 分布・生活 南日本、西太平洋の熱帯から温帯域。内湾や岩礁帯に多い。小さな甲殻類、藻類を食べる。 特徴など 頭部から尾鰭基部まで、白色縦帯と暗色縦帯が並列にはしる。頭部や背鰭などに暗色小斑点が点在する。下顎に長く鋭い犬歯をもつ。 食利用 普通は食用にしない。 管理人MKTの雑記 暖かい海に多く、山形県には小さな漁港の内湾などにいる。岸壁についていることや小さな魚なので滅多に釣れないが、釣れたら慎重に魚を抑えて針を外そう。下顎には長く反り返った鋭い犬歯があり、指に噛み付いてきて歯が指に刺さり、出血に至ることがある。昔、知人のお子さんと釣りをしていたとき、その子が噛みつかれ、犬歯が指に食い込んでしまって出血したが、口をこじ開けようにもなかなか口を開かず、やむなく下顎をラジオペンチで破壊したことがある。小さな魚だが結構怖い。 |