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ニジカジカ

全長20cm
写真提供:matu様

2006/3/19UP

分類
カジカ科

全長
全長35cm

分布
日本海側は島根県以北
太平洋側は岩手県以北の沿岸

管理人MKTの雑記
北にいくほど多い北国の魚。普段は水深数十m程度の深場に生息しているが、冬になると稀に浅い場所に来ることがある。陸からの釣りでは珍しい。頭が大きく、海底生活に順応した体形はカジカ科独特なもの。体色には茶褐色〜黒色と様々な変異がある。姿が似た近縁種にベロがいるが、ベロは体側に大きな不定形の斑紋が並び、全長20cmに満たない小型種。また、ニジカジカは前鰓蓋骨棘(ぜんさいがいこつきょく) の先端、つまり前方に位置する鰓蓋の先端の棘先が2〜4分岐する。ベロは分岐しない。美味な魚で鍋物などにされる。体表に粘液が多いことから北海道ではヌルカジカと呼ばれる。産卵期は春。

2019.3.24

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