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オイカワ
全長8.5cm
分類 コイ科オイカワ属 学名 Zacco Platypus (Temminck and Schelegel,1846) 全長 15cm程度 分布 東北地方は移植。 自然分布は関東以西の本州、四国の瀬戸内海側、九州北部、朝鮮半島、中国大陸 管理人MKTの雑記 山形県のどこにでも居る魚。臀鰭が長く、特に雄は尾鰭に達するほど長くなる。産卵期には雄の体表には緑色や桃色の派手な婚姻色が表れ、頭部が黒くなって追星が出る。雄は縄張り意識が強いようで喧嘩が絶えない。初夏に砂地のある場所を静かに観察していると産卵シーンを見ることができる。産卵はサケのようにペアで行われ2〜3秒で完結する。産卵シーンをカメラで撮ってみたいが一瞬の出来事なので成功した事がない。唐揚げなどで食べる人もいるが、骨が硬く内臓の苦味が強いという。昔から馴染みのある魚だが昭和初期以前は山形県にいなかった魚で、アユやゲンゴロウブナの移入に混ざって放流されたものと思われる。山形県内で最も分布域を拡大した外来種。幼魚の飼育は容易だが、大きくなると水槽に激突したり飛び跳ねたりするので大型水槽でないと長期飼育は難しい。 2019.3.24 |