トップ 魚図鑑(海水) 魚図鑑(淡水) 魚の部位や用語
サケ
全長77p
写真提供:MSR様
分類 サケ科 全長 70cm〜90cm 分布 北海道、日本海のほぼ全域、太平洋側は利根川以北、放流により東京都 オホーツク海、ベーリング海 管理人MKTの雑記 シロザケとも呼ばれる。山形県においては河川の採捕は禁止で、特定の河川でのみ漁協の調査捕獲への参加という形で釣ることができる。よって当図鑑では淡水魚の扱いとした。冬に生まれた稚魚は、春に川を下って海に出る。3〜4年の海洋生活ののちに再び生まれた川に回帰する。なぜ正確に回帰するかは謎。川に戻った個体は餌を食べることはなく産卵し、やがて死を迎える。海洋生活のときは銀白色の体色であるが、川に遡上すると茶褐色の体色になり、体側にはブナと呼ばれる黒色や紫色の独特の帯体が現れる。オスの両顎は湾曲し、俗に言う「鼻曲がり」な形状になる。小魚やイカなどを食する典型的な肉食魚。川に遡上する前の個体は脂がのって美味。日本の重要な水産資源であるが、北米などのサケ科の宝庫である地域では、本種をドッグサーモン(犬しか食わぬの意)と呼び、あまり珍重しない。 2019.3.27 |