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スズキ
全長40p
分類 スズキ科 全長 普通60〜70cm 最大110cm 分布 北海道南部以南に分布 管理人MKTの雑記 近縁種にはヒラスズキと外来種であるタイリクスズキがいるが、山形県には本種のみ生息している。極めて稀にタイリクスズキが釣れるが山形県では繁殖していないと思われる。出世魚とされ、大きさによりセイゴ→フッコ→スズキと呼び分けられ、何cmまではどうと議論になったりするが標準和名はあくまでもスズキなので呼び分けには魚類学としては全く意味を持たない。「魚類」を見つめる人は全てスズキと呼びたい。海水魚ではあるが淡水への適応能力に優れており汽水域を好む傾向がある。中には積極的に川を上り数キロメートルも遡上することは珍しいことではなく、川の中流で釣れる場合もある。なお、戸沢村付近の最上川で釣れた例もある。大きな口をしており、主食は魚類という典型的なフィッシュ・イーターで、エビやカニなど甲殻類なども捕食する。なお、シーバスとはアメリカではハタ類のことを指すらしいが、日本ではスズキの俗称として使われるようになった。庄内地方の釣期は春から初冬。旬は夏。洗いや焼き魚にして美味。 2016.11.23 |