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タイリクバラタナゴ


全長5.5cm 雄

分類
コイ科バラタナゴ属

学名
Rhodeus ocellatus ocellatus (Kner, 1867)

全長

7cm

分布
アジア大陸東部、台湾が原産。移入により日本各地に分布。

生活・食性
流れの緩やかな川、沼などにすむ。産卵期は春から夏にかけて。二枚貝に産卵する。雑食性。

特徴
雄は体高が高い。雄の腹鰭前縁は白い。南日本にすむ近縁のニッポンパラタナゴは腹鰭前縁が白くならない。雌は産卵管が伸びる。

管理人MKTの雑記
外来魚。過去に美しい魚として積極的に各地に放流された。結果、最上川水系、赤川水系、つまり山形県のほとんどの水域で見られるようになってしまった。ただし、川の流れが速いからか、内陸地方には少ない。各地の堀、沼などの止水域にも放流されたが、同じく外来魚であるブラックバスにより滅ぼされた例が多い。水域によっては、もの凄い数が生息しており、在来生物への影響が危惧される。飼育してみると、けっこう性格が荒く、他の魚に対し、体側を向けて鰭を大きく広げて威嚇したり、しつこく追いかけまわす行動が良く見られる。このような荒い性格も勢力拡大の要因のひとつと思われる。
2009.6.18

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