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クロダハゼ
全長7.5cm
分類 ハゼ科ヨシノボリ属 全長 最大で8cmほど 分布 北海道〜九州、朝鮮半島など 生活・食性 河川の中流域、池、湖にすむ。肉食。 特徴 尾鰭基部に橙色斑をもつのが特徴だが目立たない個体もいる。庄内地方には姿が似たシマヨシノボリがいるが、シマヨシノボリは頬にミミズ状斑がある。 食利用 食用可能だが、一般的ではない。 管理人MKTの雑記 以前はトウヨシノボリと言われた魚。従来のトウヨシノボリが最新の研究で様々な種に分けられていく中で、本種にトウヨシノボリという和名を当てるのは妥当ではないという判断と、過去の記載を採用してクロダハゼとなり、トウヨシノボリという和名は消滅した。しかし、この和名が浸透するまでどれくらいの時間がかかるだろうか。川の中流で良く見かけるが、オオクチバスやゲンゴロウブナがすむような水域にも多い。水温が上がる夏、浅瀬に幼魚がピョコピョコ動いているのをよく見る。成魚は水深のある大きな岩場などを縄張りにしていたりするため岸辺では見かけない。丈夫な魚なので水槽で飼えるが、縄張り意識が強いので多種との混泳や複数飼育は難しい。 2013.7.3 |