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ヤリタナゴ
全長8cm
分類 コイ科アブラボテ属 学名 Tanakia lanceolata (Temminck et Schlegel, 1846) 全長 10cm 分布 北海道、南九州を除く日本各地。 生活・食性 主に河川の中流域にすむ。初夏に二枚貝に産卵する。雑食性。 特徴 体形はスマートで、2本の口髭がある。南日本にすむ近縁のアブラボテより鱗が荒い。産卵期には臀鰭の縁が赤くなる。 食利用 一般的ではない。 管理人MKTの雑記 山形県の在来種。流れが緩やかな川にいるが、夏は行動が活発になり、けっこう上流域で見られることもある。移入種であるタイリクバラタナゴやタモロコなどと共存していることが多い。ある程度まとまって見られる場所もあるが、タイリクバラタナゴと共存している所では劣勢になりやすい。全国的には普通種のようだが山形県では希少で、徐々に生息域を減らしている。村山地方では全く見られないので絶滅した可能性がある。大事にしたい魚。 2012.8.2 |