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エゾウグイ

全長15cm

分類
コイ科ウグイ属

学名
Tribolodon sachalinensis (Nikolsky,1889)

全長

最大35cm

分布
東北地方以北、北海道。

生活・食性
河川の上流〜中流。湖沼にすむ。降海型は存在しない。雑食性。

特徴
婚姻色は頭部の眼下に走るくらいで、他のウグイ属のように体側に明瞭な縦帯は出ない。背鰭前方鱗数は38枚以上。臀鰭の縁は直線的。成魚の吻はヘラ状に伸びている。

食利用
普通は食べない。

管理人MKTの雑記
和名が示す通り北海道では普通種だが、東北地方では生息域は局所的で数も少ない。山形県でも限られた地域にだけいる。ウグイと共存している事が多く、採捕するときはウグイが混在することが多いが、両種が酷似しているため瞬時に見分けるのは困難。臀鰭と背の鱗を主要なキーとし、吻、婚姻色も合わせて総合的に見る必要がある。個人的な見解としては、臀鰭が同定キーとして一番使える印象だ。
2011.1.14

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